おつりを自動で貯金するアプリ「しらたま」を利用しても貯まらない?

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マネーフォワードから提供されている「しらたま」は、アプリ上で設定をするだけで自動で貯蓄口座へ小銭が貯まるというアプリです。

方法は2通りで、①毎日の積立額を設定して口座から貯蓄できる「つみたて貯金」と、②クレジットカードでの買い物金額の端数をおつりとして貯蓄する「おつり貯金」があります。

「おつり貯金」の場合、例えば2160円の買い物をした際、設定を「1000円」にしていれば840円が自動でしらたまの口座へ貯金され、「500円」に設定していれば340円が貯金されるという仕組みです。

いわゆる「つもり貯金箱」と同じ原理をデータ上でやるイメージですね。

ターゲットは「貯金したいけどなかなかできない人」とのことですが、果たしてこのアプリの利用価値はあるのでしょうか?

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マネーフォワードや住信SBIネット銀行を利用する人は既にマネーリテラシーが高い。

まず「しらたま」を利用するには家計簿ソフト・マネーフォワードとの連携が必要です。

そして2017年12月現在では銀行口座は住信SBIネット銀行のみの連携となっています。

さらに「おつり貯金」はクレジットカードとの連携必要です。

マネーフォワードも住信SBIネット銀行も、愛用している方々や「節約」「家計簿」というキーワードに興味を持っている方々には評判が良いのですが、一般的な知名度はまだまだ浸透していないのが現状です。

「しらたま」のターゲットである「貯金したいけどなかなかできない人」というと、「家計簿をつけたことが無い」「なんとなくネット銀行って怖い」「現金主義」という場合が多いので、上記の連携必須の3点のうち一つも満たしていないと思われます。

果たしてそのような段階の人が「しらたま」に魅力を感じるでしょうか?

仮に魅力を感じたとしても、開設や設定や連携が面倒で挫折するのではないでしょうか?

逆に、既にマネーフォワードや住信SBIネット銀行や還元率の高いクレジットカードを愛用している人はその時点でそもそもマネーリテラシーが高いので、貯蓄が効率良くできるように自分なりに工夫している場合が多いと思われます。

特に投資信託の積立や個別株で資産運用している人にとっては小銭を貯金というレベルでは正直喜びも感じにくいのかなと。

自動おつり貯金と言われても「ただ口座間で数百円の現金を移動しているだけじゃねーか」という程度の印象しか持たないですし、住信SBIネット銀行ならサブ口座を自分で設定して振替できますからね。

せめて地方銀行やゆうちょとの連携が今後できるようになればもしかすると利用者が増えるのかもしれませんが、どちらにしてもそこまで手間を掛けて利用する価値のあるアプリかと言うと疑問符が付きます。

僕自身も1ヶ月ほど利用していますが、今のところ数千円の口座間の現金移動に終わっています…。

貯金なのでコツコツ時間を掛けてみないと貯まった実感が沸かないでしょうけども、どうせなら例えばそのおつりの分で自動的に投資信託を購入できるとかのほうが嬉しいですね。

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